大分県生活協同組合連合会
大分県生活協同組合連合会
〒870-0278
大分市青崎1丁目9番35号
TEL:097-527-4056
会長理事 青木 博範
設立年月日 1955年11月6日
県連加盟数 12

生協とは

生協をはじめ協同組合は、人と人の結びつきによる非営利の協同組織です

 生協(生活協同組合)は、「消費生活協同組合法(略称:生協法)」にもとづいて、設立されています。農協(農業協同組合)、漁協(漁業協同組合)などは、同じ協同組合の一つです。人と人との結びつきによる非営利の協同組織として、利用者である消費者の組合員自身が出資し、意思決定や運営に参画して、より良いくらしを実現することを目指しています。

協同組合のはじまり

 生協の歴史は、19世紀のイギリスにさかのぼります。当時のイギリスでは、世界に先駆けて産業革命が起こり、生産能力は飛躍的に増大しました。

 しかし、工場で働く人々は低い賃金と長時間労働を強いられ、常に失業の不安にさらされていました。そうした情勢の中で、1884年イギリスのマンチェスターの東北にある小さな街・ロッチデールで、28人の労働者の手によって「ロッチデール公正開拓者組合」が設立されました。これが、世界で最初の生協といわれています。

 世界各国の協同組合がつくっている国際組織がICA(国際協同組合同盟:International Co-operative Alliance/1985年設立/本部:ジュネーブ)です。日本生協連は、ICAに1952年に加盟しました。

 ICAには、世界95カ国から農林漁業、消費者、信用、保険など、あらゆる分野の全国協同組合組織や国際機関など2組織が加盟しており、傘下組合員数は10億人を超える、国連においても認知された世界最大のNGO(非政府組織)です。

日本の生協のはじまり

 わが国に「ロッチデール公正開拓者組合」のことが詳しく紹介されたのは1878年・明治11年のことです。

 以後、当時の知識人たちによって、ロッチデ一ルに習ったいくつかの生協が設立されました。しかし、出資金が非常に高額で、組合員資格の制限を設けるなど、ロッチデール方式が正しく理解されていなかったこともあり、1885年頃までに、相次いで消滅しました。

1919年

当時言論界の第一人者であった吉野作造を組合長に「家庭購買組合」が東京で設立

1920年

キリスト教の伝道者であった賀川豊彦の指導で「購買組合共益社」が大阪で設立

1921年

同じく賀川豊彦の指導で「神戸消費組合」が神戸で設立

1921年

実業界出身の那須善治の指導と財政支援により「灘購買組合」が設立、中心となったのは“生協の父”と言われる賀川豊彦です。戦後は協同組合運動の復興を目指して、日本協同組合同盟(日本生協連)が1945年に設立され、賀川豊彦が初代会長に就任しました。

生協は全国で約2900万人が参加する日本最大の消費者組織です

 生協は、「ふだんのくらしに役立つ」ことをビジョンに掲げ、購買事業・共済事業・福祉事業・医療事業などを行っています。

 一人ひとりの暮らしを見つめ、組合員が取り組む多様な活動を応援し、地域コミュニティの確かな担い手として、社会的役割を果たしています。

 全国で約2900万人の組合員が参加する日本最大の消費者組織です。

地域生協は、事業活動、組合員活動を各地域に根ざして行っています

 地域生協では、各地域に根ざした事業活動を行っています。

 宅配や店舗での商品供給・共済・福祉事業などを行うほか組合員どうしの助け合い活動・くらしにかかわる学習活動・組合員の自主的な活動まで、幅広く取り組みを行っています。

生協の主な事業

生協は「ふだんのくらしに役立つ」ことをビジョンに掲げ、事業をおこなっています。

購買事業

店舗事業・宅配事業(共同購入・個配他)
毎日の生活に不可欠な商品を中心に供給する事業。
各地の生協の店舗・組合員宅や職場まで週1回の配達をする宅配をしています。(グループ配達・個人配達を通してお届けしています。)

共済事業

ケガや病気・災害など、組合員のくらしの 「もしも」を保障する事業。
「自分の掛け金が誰かの役に立つ」という組合員どうしの助け合いを形にしています。コープ共済連が提供する「CO・OP共済」などの共済商品を、組合員にご利用いただいています。

福祉事業

介護保険事業を中心とした福祉事業に取り組んでいます。
主に居宅介護支援事業、訪問介護事業、通所介護事業を行っています。

医療事業

患者中心の医療サービス・福祉事業サービスを通して組合員や地域住民のくらしの安心をサポートしています。

生協の主な活動

 一人ひとりのくらしを見つめ、組合員が取り組む多様な活勧を応援し、地域コミュニティの確かな担い手として、下記のテーマを掲げ活動の中心に据えて、社会的役割を果たしていきます。

  • 食べる大切
  • 毎日のくらしを見直す
  • くらしやすい地域をつくる
  • 地球を考える
  • 未来を考える

生協の21世紀理念

自立した市民の協同の力で人間らしいくらしの創造と持続可能な社会の実現を

 全国の生協は「生協の21世紀理念」のもと「ふだんのくらしにもっと役立つ」ことをビジョンに掲げて、購買事業や共済事業、福祉事業などを展開しています。また、地域コミュニティの担い手の一員として、地域社会に貢献する多様な活動や、消費者組織として政策提言活動を進めています。

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大分県生協連ホーム
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